yakataの情報奮闘記

プログラミングの話をします

Vtuberワークショップ(基調講演ヤミクモケリン) に行ってきました。

概要

昨日2018年10月28日に行われた PANORAさん主催 Vtuberワークショップ#04に参加してきました。

本ワークショップは

  1. ヤミクモケリンさんの基調講演
  2. ワークショップ前半(Vroid講習会を選択)
  3. ワークショップ後半(「バーチャル美少女ボイス」に挑戦!を選択)
  4. 交流会&VirtualCast体験会

という形で行われました。

全体を通してVtuberになるのに必要な基本を押さえたものを選択したつもり。先に結果から言うと、Vroidでヤカタちゃんを作れて、オーディオで何を買えば配信できるのかわかったので、時間を投下すれば出来るところまで行きました。

 ↓iPhoneでも使えるオーディオインターフェイス

tascam.jp

 ヤミクモケリン 基調講演

少し早めに見るとケリンさんの動画が流れていました。

 

13:10になるとケリンさんが登場!

めっちゃ緊張しているのがこちらまで伝わってきました。こっちも緊張してるよ、、、
早速レポートします!

Vtuberをはじめたきっかけ

以前の活動として言えるのは小学生の頃にやったうごメモくらいでした。
笑いものにされたかったという感情と流行りに便乗したかったという2点で始めました。
とりあえず初めて見たというのが正直なところです。

広まったきっかけ

自分の動画が転載されたTwitterがすごい勢いでバズって、それまでは50人とか200人とかだった登録者がその時に1万人くらいに増えました。勢いがでたのはその頃ですね。

動画の作り方

普段は清掃員しているのですが、その時すごい考える時間があるんですよ。そこで1週間くらいひたすらに動画のネタを考える。そしてスマホやPCのメモ帳でメモを取る。そのネタのいる/いらないを分けて、次の1週間くらいに収録と編集をします。
叫び声は隣人のいない休日の昼間に取っているので、ご近所トラブルのようなものは今のところありません。

Q, SEOとか流行りは考えていないの?
→考えていない。

環境は

  • OBS
  • Live2D
  • Facerig
  • Filmora
  • CLIPSTUDIO

です。

活動を続けるために(モチベーション)

息抜きはゲームと部屋の掃除

活動を続けるために(気をつけること)

批判的なツイートは拾わない。

(えるさんとのコラボはあるの?と聞かれて)
自分からは声をかけない。向こうからもし声をかけてくれたら喜んでコラボさせてもらいます。女性Vtuberはアイドルの要素があるからガチ恋勢に配慮して近づかないようにしている。

また、コラボは自分らしさが出せないから、あまりやらないようにしている。

服装について

(素材を生み出す必要があるため)動かしやすい服装にしている。

Vtuberやっててよかったこと

エゴサしているとき。自分の動画を喜んでいる人がいるということが見られる。

本業とVtuberどっちのほうがぶっちゃけ稼ぎがいい

悲しいことにVtuber。そして動画の収益よりもLINEスタンプのほうが収益がいい。

 以上! 改めてケリンさん講演ありがとうございました。

Pixivさん Vroidで体を作る!

Vroidのインストールし終わったところから、顔・体を決めて髪を作ってパラメータいじってテクスチャ書くところまでを一気に行いました。翡翠色の瞳を描いたよ!

VRChatに持っていくための頂点数の落とし方のような実践的な話もしていただいて助かりました。後でVRchatに持ち込むぞ!

TASCAMさん 深すぎてわからないオーディオの話 

「オーディオで意外と困っているのね。配信者って」

教えてくださったのはTASCAMの加茂さん。おじさんながら、茶目っ気があり、若者よりもサブカルを愛し続けているのが伝わりました。講演中に加茂さんの女の子ボイスも聞けたよ!

内容は①インプット(マイク)とアウトプット(ヘッドホン)・中間層(オーティオインターフェイス)といったハードウェアの話と、②男性と女性の声質の違いとボイスチェンジャーが何をしているのか(そしてどこまでは地声で頑張らなくてはいけないのか)の話が中心でした。声は筋肉。

マイク

ノイズが乗りにくいマイクを選ぶと音にエフェクトをかけやすい。そうすると指向性のあるものがいい。小型のダイナミックマイクがおすすめ。次点でヘッドセット。

ヘッドホン

ヘッドホンには密閉型と開放型があって、音楽を聴くには開放型がいいのだが、VR的な没入感は密閉型のほうが高くておすすめ。

オーディオインターフェース

MiniSTUDIOをおすすめしてました。iPhoneで使えるオーディオインターフェースはこれだけらしい。今手軽な配信はスマホで行われるらしく(ミラティブ然り)、それに合わせた値段・UIともに優しいデバイスです。

VT3にも言及していて、フォルマントとピッチを独立していじれるようにしているのがユーザーに優しいという話でした。(声の高さを合わせたまま声質を変えられるため)

男性と女性の声の違い

フォルマントごとの声音を聞かせていただきました。この重ね合わせが声になるのですが、男性と女性だとこの作りが(同じ音の高さの「あ」とかでも)異なっています。これを変換しているのがボイスチェンジャーです。一方ボイスチェンジャーをかけると人に出せない音が含まれてしまっているため、かけすぎないことも大切だということでした。

またボイスチェンジャーで出来ないことで大きな要素の一つが話し方です。女性は話しながらよく笑うらしいとかよく研究するのが重要だということです。声質だけ変わっても話し方が男性だとそれっぽくならないということです。

 

ということで音に関することの基本を広く教えていただきました。ありがとうございました!

 

VirtualCast体験

交流会でVirtualCastの体験をさせていただきました!

VirtualCast上で交流してくださった、すなみ監督さんありがとうございました。

以下感想

いつからかわからないのですが、女性になっている自分がいました。すなみ監督と抱きあって自撮りして頭撫でて撫でられて、、、

その瞬間はカメラがボタンを押すと出てくることやホワイトボードから顔を出して遊んでいることが "自然" でした。

「時間です。お別れの挨拶お願いします」

ヘッドセットを脱いだ時にいつもの男性の服を着た自分が見えてその瞬間ぐわんと男性に戻された感覚が衝撃のように襲い掛かってきました。しばらく

「すげぇ、、わぁすげぇ」

としか言えなかったのが印象的でした。VRchatに〇時間もダイブしたとかいう話を聞くたびにそういうものかとしか思えなかったのですが、あれはダイブしているというよりはそういうものだと(現実の記憶も消えて)生存している、ただただ生存しているという感覚でした。

 

これにてVtuberワークショップのレポートを終了です。そのうち配信再開するから、その時はよろしくお願いします。

ヤカタでした!